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♯ 製作家紹介
❖ 一柳 邦彦

Kunihiko Ichiyanagi

1964年愛知県生まれ
幼少より美術に興味を持ち、絵画を嗜む。
父、製作家一柳一雄の工房に21歳の時に入り、高度な技術と豊富な材料に恵まれ、製作を始める。
1987年に渡西し、アルカンヘル、バルベロ・イーホなどにアドバイスを受ける。 1900年作のマヌエル・ラミレスと1987年作のロマニリョスⅠ世の作品から大きな示唆を得て、伝統的な手法による楽器を製作している。
愛知県海部郡在住。
製作にあたって
音量は大きいに越したことはないが、それは音の骨格がしっかり出ていることが大前提です。また強く深い低音は音楽を支えているので特に注視しています。そして弦の張りは粘り、深さ、しなやかさを持たせるために柔らかく感じるように意識しています。

求める音のイメージは張り詰めた風船のような緊張感の中に6本の弦が調和し極めて敏感だけれども、しなやかで柔らかいという相対する矛盾の中にあって、それを解決してゆくことはとても奥の深いことだと思います。
良いギターとは?を探求し理解して積み重ねた自分なりの解釈の中で、どこまで辿り着けるかはわかりませんが、目標に向かって精一杯製作に励んでいます。
私が製作した中でも特に貴重なブラジリアン・ローズウッド、ヨーロピアン・スプルース、そして20年以上熟成させたエボニー、軽量で希少なキューバ・セドロなど最高クラスの材料で製作した楽器をぜひ一度触ってみてください。
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