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♮ 講師紹介
竹内 竜次 Ryoji TAKEUCHI
●レッスン曜日/火・水 ●担当/ギター科全コース
1993年
第18回GLC学生ギターコンクール高校生部門第1位、全部門の最優秀奏者に贈られるGLC賞受賞
1993年
第11回スペインギター音楽コンクール第1位
1994年
第36回東京国際ギターコンクール首席2位(1位なし)
1994年
大分合同新聞社賞受賞
別府市生まれ。8才より父竹内幸一氏よりギターの手ほどきを受ける。
10歳より山下亨氏に、12歳より(故)稲垣稔氏に師事。また、音楽理論・ソルフェージュを中山由布子氏に師事。
1995年パリ・エコールノルマル音楽院に留学。同音楽院にてアルベルト・ポンセ氏に師事。1998年帰国。帰国後は各地でソロ、室内楽と精力的に演奏活動を行う傍ら、後進の指導にあたっている。
1994年モルジーヌ国際音楽祭 (フランス)、沖縄ミュージックキャンプ参加。 フォレストヒルレコーズより、2006年ソロCD「ソノリテ」、2019年石井暁子(フルート)とのデュオCD「巴里に帰りて」をリリース。
「最高に鮮やかでそのうえ心に沁みる演奏」(濱田滋郎)と高い評価を得ている。
これまでに、福田進一、藤井眞吾、R.アウセル、D.ラッセル、W.カネンガイザー、G.セルシェル、S.グロンドーナ、O.ギリア諸氏のマスタークラスを受講。
サンシティー音楽院(別府市)、日向ギタースクール(日向市)各講師。コンパルギター俱楽部(大分市)主宰。九州ギター音楽協会理事・公認講師。別府市在住。
三良 裕亮 Yusuke MIYOSHI
●レッスン曜日/日・火・水・土 ●担当/ギター科全コース
2003年
第31回山口ギターコンクールグランプリ部門第1位
2005年
第13回山陰ギターコンクール首席2位(1位なし)
15歳よりギターを始める。
ギターを熊本で福山仁氏に、フォレストヒルミュージックアカデミー(福岡市)にて学ぶ。音楽理論、ソルフェージュを三浦宣明、夏川由紀乃各氏に師事。これまでにO.ギリア、W.カネンガイザー、R.スミッツ、T.コルホーネン、デュオ・メリス、福田進一、藤井眞吾、故・稲垣稔、荘村清志、大萩康司、清水あずさ、尾尻雅弘、松永一文各氏のマスタークラスを受講。
2004年韓国・釜山にて行われた「コリア・ジャパン フレンドシップコンサート」、2005年「第1回韓国ギターフェスティバル」に参加。
2005年8月山形県庄内で行われた「庄内国際ギターフェスティバル」において、全国より選抜された16名の生徒のうち、オーディションを経てオスカー・ギリアのクラスに選ばれる。
2018年中国温州市にて開催された「第1回国際ギターフェスティバル」に招待され演奏する。
同年CD「サウダーデ」をフォレストヒルレコーズよりリリース、レコード芸術誌特選盤に選ばれる。音楽評論家の濱田滋郎氏に「楽曲のこころに触れる名ギタリスト」と高い評価を得る。
みよしクラシックギター教室(熊本市)各講師。九州ギター音楽協会副会長及び熊本支部長・公認講師。福岡市在住。
上野 芽実 Memi UENO
●レッスン曜日/日・月・火・金・土 ●担当/ギター科全コース
2006年
第52回九州ギター音楽コンクール第1位
フォレストヒルミュージックアカデミー (福岡市)にて学んだ後、2008年よりストラスブール国立音楽院 (フランス)にてギターをデュオ・メリスのA.ムズラキス氏とS.プリエト氏に、バロック音楽演奏解釈、リュート演奏、通奏低音などを今村泰典氏に師事。
これまでに庄内国際ギターフェスティバル、キジアーナ音楽院夏期講習会、コブレンツ国際ギターフェスティバル、ナント国際ギター講習会などに参加。
福田進一、藤井眞吾、大萩康司、O.ギリア、R.アウセル、D.ラッセル、J.ペロワ、P.マルケス各氏などのマスタークラスを受講。
2011年にストラスブール国立音楽院の音楽研究資格 (Diplôme d’études musicales) を最優秀の成績で取得した後、2014年同音楽院スペシャリゼーション課程を最優秀にて修了。同年帰国。
フォレストヒルレコーズより2018年CD「アントレ」(レコード芸術誌特選盤)、2023年CD「吟遊詩人の調べ」(レコード芸術誌準特選盤)をリリース。
2018年「NCB音楽祭2018」にて与那城敬(バリトン)と共演(ラマンチャの男)。 2019年ボローニャ歌劇場・福岡公演に際して、ギターを担当 (セヴィリアの理髪師)。 2020年TNCテレビ「ミライへの1minute」に出演。
九州ギター音楽協会公認講師。福岡市在住。
大塚勇馬 Yuma OTSUKA
●レッスン曜日/月・金・土・日
2016年
第62回九州ギター音楽コンクール第1位
2019年
第50回クラシカルギターコンクール(東京)第2位
2020年
第38回スペインギター音楽コンクール(東京)第2位
ギターをフォレストヒルミュージックアカデミーにて竹内竜次、三良裕亮、上野芽実に、音楽理論・ソルフェージュを夏川由紀乃に師事。
2017年第28回JGAギター音楽祭にて演奏、好評を博す。これまでに荘村清志、福田進一、今村泰典、尾尻雅弘、益田正洋、大萩康司、朴葵姫、J.ペロワ、デュオ・メリス、P.マルケス、J.ジューヴ、D.ラッセル各氏のマスタークラスを受講。
2017年「第25回コブレンツ国際ギターフェスティバル&アカデミー」にて佐々木忠、A.ラミレス、G.ビアンコに受講。
2019年イタリア・ガルニャーノにてO.ギリア、E.パパンドレウのレッスンを受講。
2019年「台湾国際ギターフェスティバル」にてL.ブローウェル、E.フェルナンデス、J.A.エスコバルのレッスンを受講。
2020年西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻を卒業。
九州ギター音楽協会公認講師。福岡市在住。
太田耕平 Kohei OTA
15歳よりフォレストヒルミュージックアカデミーにて学んだのち、2001年イタリアへ渡りヴィチェンツァ国立音楽大学にてステファノ・グロンドーナ氏に師事。
2007年同大学ギター科を最高点首席にて卒業。その間、シエナ市アカデミア・キジアーナ音楽祭に参加、巨匠オスカー・ギリアのマスタークラスを受講、優秀生ディプロマを取得。
2007年ドイツ・フランクフルトに移住、西洋音楽の原点である古楽の追求を図るべく、フランクフルト国立音楽大学古楽専門学部にてリュートを今村泰典氏に、中世・ルネサンス音楽をミロ・マクバー氏に師事。在学時より、リュート奏者としてソロ、アンサンブル、オーケストラとの共演などの活動を始める。
2014年同大学リュート科を卒業。
2016年15年間のヨーロッパ生活にピリオドをうち、完全帰国。福岡を拠点にギター・リュート奏者として演奏活動やレッスン活動、音楽講座の主催、演奏会の企画など多岐にわたる活動を開始している。
近年、台湾・中国・韓国などアジア圏を中心に活動の幅を広げる。
九州ギター音楽協会公認講師。福岡市在住。
高橋 和彦 Kazuhiko TAKAHASHI
●レッスン曜日/日・月・火
1984年
第3回九州マンドリン独奏コンクール第1位
1986年
第10回日本マンドリン独奏コンクール第2位
2002年
第7回TIAA全日本クラシック音楽コンサート最優秀賞受賞
中学時代よりギターを、長崎県立諌早高校入学と同時にマンドリンを始める。
マンドリンを京都で川口雅行氏に師事。
2000年サントリーホールでのJMC(日本経営クラブ)コンサートに出演、好評を得る。 今までに、第13回国民文化祭(大分)、第19回国民文化祭(福岡)、 九州マンドリンフェスティバル、福岡マンドリンフェスティバル等のゲストとして出演。 九州交響楽団定期演奏会でのレスピーギ作曲「ローマの祭り」、マーラー作曲「大地の歌」、ニューイヤーコンサート、松山バレエ団「ロミオとジュリエット」公演にマンドリン奏者として参加。
現在、数少ないソリストとして各地でコンサート、講習会を開いている。グランパルティータ・マンドリンクヮルテットメンバー。ピュウ音楽教室(福岡市、下関市、宇部市)、フォレストヒルミュージックアカデミー(福岡市)、大分ギターアカデミー各マンドリン科講師。フォレストヒルレコーズよりCDを6枚リリース。
日本マンドリン独奏コンクール課題曲選定委員長、同コンクール審査員。
日本マンドリン連盟会員。福岡市在住。
福屋 篤 Atsushi FUKUYA
●レッスン曜日/お問い合せ下さい
2004年
第21回九州マンドリン独奏コンクール第1位
2006年
第20回日本マンドリン独奏コンクール第2位
熊本県立人吉高校入学よりマンドリンを始め、熊本大学マンドリンクラブにて指揮者を務める。
マンドリンを高橋和彦氏に、ソルフェージュ・音楽理論を夏川由紀乃氏に師事。
現在ソロ活動のほか、マンドリン・アンサンブル・オルトレのマンドリン奏者を務める。鹿児島マンドリンフェスティバルや熊本マンドリン協会の定期演奏会にゲストとして参加。
2010年コラーレ・ヴェルディKumamoto主催の歌劇「オテッロ」にマンドリン奏者として出演。
同年テアトロ・リリカ熊本主催の創作舞台「Miracolo Napoli」にテアトロ・リリカ熊本 ナポリターナ・マンドリン楽団のコンサートマスター、編曲者として参加するなど、声楽とのコラボレーションをはじめ様々な活動に挑戦している。
2016年、LPC JapanよりCD「Selected Colours」をリリース。
尚絅中学高校ギター・マンドリン部(熊本市)の常任指揮者、カンタレッラ・マンドリン教室(熊本市)を主宰。
日本マンドリン連盟会員。熊本市在住。
夏川 由紀乃 Yukino NATSUKAWA
●レッスン曜日/月
第1回国際音楽コンクールin北九州第1位・福岡県知事賞受賞
1998年
レ・スプレンデル音楽コンクール第5位・審査員特別賞受賞
第22回ピティナピアノコンペティション特級2台ピアノ部門優秀賞
第8回日本クラシック音楽コンクール全国大会第2位(1位なし)
梅光女学院高等学校を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏科卒業。
在学中、第9回教育連盟オーディション本選出場。
ピアノを下田直子、落合敦、江崎光世、岡本美智子の各氏に師事。
1999年マンドリン奏者・高橋和彦と「デュオ・ピュウ」を結成。それ以降毎年リサイタルを行っている。
2008年以降、西日本文化協会主催による離島・学校公演に参加。
2016年初のソロCD「Sora」をフォレストヒルレコーズよりリリース。
ピュウ音楽教室(福岡市、下関市)講師。福岡室内楽協会会員。九州ギター音楽コンクールゲスト審査員。福岡市在住。
上野 芽実 Memi UENO
●レッスン曜日/お問合せください。
2006年
第52回九州ギター音楽コンクール第1位
フォレストヒルミュージックアカデミー (福岡市)にて学んだ後、2008年よりストラスブール国立音楽院 (フランス)にてギターをデュオ・メリスのA.ムズラキス氏とS.プリエト氏に、バロック音楽演奏解釈、リュート演奏、通奏低音などを今村泰典氏に師事。
これまでに庄内国際ギターフェスティバル、キジアーナ音楽院夏期講習会、コブレンツ国際ギターフェスティバル、ナント国際ギター講習会などに参加。
福田進一、藤井眞吾、大萩康司、O.ギリア、R.アウセル、D.ラッセル、J.ペロワ、P.マルケス各氏などのマスタークラスを受講。
2011年にストラスブール国立音楽院の音楽研究資格 (Diplôme d’études musicales) を最優秀の成績で取得した後、2014年同音楽院スペシャリゼーション課程を最優秀にて修了。同年帰国。
2018年CD「アントレ」をフォレストヒルレコーズよりリリース、レコード芸術誌特選盤に選ばれる。
2018年「NCB音楽祭2018」にて与那城敬(バリトン)と共演(ラマンチャの男)。 2019年ボローニャ歌劇場・福岡公演に際して、ギターを担当 (セヴィリアの理髪師)。 2020年TNCテレビ「ミライへの1minute」に出演。
九州ギター音楽協会公認講師。福岡市在住。
福田 進一 Shin-ichi FUKUDA
12歳より故・斉藤達也に師事。
77年に渡仏し、アルベルト・ポンセ、オスカー・ギリアの各氏に師事した後、1981年パリ国際ギターコンクールでグランプリ優勝、さらに内外で輝かしい賞歴を重ねた。
以後30年、ソロ・リサイタル、主要オーケストラとの協演、E.フェルナンデスとのデュオをはじめとする超一流ソリストとの共演など、福田の活動はとどまることを知らない。今世紀に入り、既に世界20数カ国の主要都市に招かれ、リサイタル、マスタークラスを開催。19世紀ギター音楽の再発見から現代音楽まで、そのボーダレスな音楽への姿勢は世界のファンを魅了している。
教育活動にも力を注ぎ、その門下から鈴木大介、村治佳織、大萩康司といったギター界の実力派スターたちを輩出。それに続く話題の名手たち、益田正洋や朴葵姫らにも強い影響を与えている。現在は世界各地の音楽院に客員教授として招かれている。
発表したCDはすでに100枚に及び、近年では、CD「セビリア風幻想曲」が、平成15年度第58回文化庁芸術祭賞レコード部門優秀賞を受賞。2012年フォレストヒルレコーズより発売のCD「ロマンティック(オスカー・ギリア トリビュート)」はレコード芸術誌で特選盤に選ばれる。
2019年、福山雅治主演の映画「マチネの終わりに」の演奏・音楽監修を行う。
平成19年外務大臣表彰受賞。平成23年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。上海音楽院、大阪音楽大学、エリザベート音楽大学客員教授。東京国際及びアレッサンドリア国際ギターコンクール、全米ギター協会国際ギターコンクール各審査員。山形県在住。
藤井 眞吾 Shingo FUJII
ギターを10歳から独学で始め、後に岡本一郎、故ホセルイス・ゴンザレス、デイヴィッド・ラッセル、故ホセ・トマスに師事。
リュートをヤコブ・リンドベルイに学ぶ。1978年に大阪で開催された「ギター新人大賞」で1位優勝。 1981年よりスペインへ留学。
1986年にはロンドンの王立音楽院の演奏家ディプロマ《A.R.C.M》を得、また「サンチャゴ・デ・コンポステラ国際音楽講習会」で開催された「ルイス・コーレマン国際音楽コンクール」で「コーレマン賞」を得る。音楽家としての活動はギター独奏者としてだけではなく、中世とルネッサンスのヨーロッパ音楽を演奏する古楽グループ「ダンスリー・ルネッサンス合奏団」のリュート奏者としてスタート。
1990年までの15年間に演奏活動および4枚のLP/CDアルバム作成に参加。ギター独奏者として日本国内の主要な都市でリサイタルやツアーを開催。音楽祭やフェスティバルにゲストとして招かれ独奏、協奏曲などを演奏。またフルートやチェロの二重奏、さらにはこれらの楽器との室内アンサンブルなど、様々な演奏を通じてギターのあらゆる可能性を追求している。レパートリーはルネッサンスから現代に至るまで幅広く、特に現代作品の初演は多く手がけている。
2008年W.カネンガイザー氏を招き、フォレストヒルレコーズより「藤井眞吾作品集《天使の協奏曲》」のCDとDVDを発表。上海音楽院客員教授。京都府在住。
大萩 康司 Yasuji OHAGI
フォレストヒルミュージックアカデミー(福岡市)にて学んだのち、高校卒業と同時にフランスに渡り、パリのエコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院、イタリアのキジアーナ音楽院で学ぶ。ギター国際コンクールとして世界最高峰とされるハバナ国際ギター・コンクール第2位、合わせて審査員特別賞「レオ・ブローウェル賞」を受賞。
その後4年間イタリアのキジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事し、4年連続最優秀ディプロマを取得。日本国内での精力的な活動に加え、世界各国に活躍の幅を広げ、各地で熱狂的な支持を得ている。ルネサンスから現代曲まで多彩なレパートリーを持ち、ソロ、室内楽、協奏曲と幅広く取り組んでいる。
ジャズ・ギタリストとの共演や、舞踏家とのコラボレーションなど、ジャンルを超えた活動を展開し、メディアへの露出も多く、NHK「トップランナー」「スタジオパークからこんにちは」やTBS「情熱大陸」、テレビ朝日「題名のない音楽会」、TX「たけしの誰でもピカソ」等にも出演。
2014年、モスクワのチャイコフスキー・ホールで開催されたギター・ヴィルトゥオーゾ・フェスティバル、台湾国際ギターフェスティバル、コロンビアのボゴタで開催されたコンペンサール・ギターフェスティバル、さらには日本・キューバ国交400年記念事業として行われたハバナ市のホセ・マルティ劇場での公演などにソリストとして参加した。
2015年セイジ・オザワ松本フェスティバルではサイトウ・キネン・オーケストラに参加し、ベルリオーズのオペラ「ベアトリスとベネディクト」を演奏、2015年から3年にわたってハクジュホールで行ったセルフプロデュース「ギターと声」で波多野睦美との共演によるカステルヌォヴォ=テデスコ「プラテーロとわたし」全曲演奏(2016)や権代敦彦作曲「愛と死」のヴォーカルアンサンブル”ヴォクスマーナ”との共演による世界初演(2017)は記憶に新しく、その活動は多岐に渡る。
2019年7月には井上道義指揮、NHK交響楽団とアランフェス協奏曲を演奏。10月にはカステルヌォヴォ=テデスコ「プラテーロとわたし」を波多野睦美との録音で、全曲日本語版では世界初の作品をリリース。11月には東京都交響楽団首席オーボエ奏者広田智之とのデュオアルバム「ケルト・スピリッツ」をリリースした。
第6回ホテルオークラ音楽賞、第18回出光音楽賞受賞。洗足学園音楽大学客員教授。九州ギター音楽協会会員。東京都在住。
益田 正洋 Masahiro MASUDA
長崎市生まれ。幼少時よりギターを始める。長崎大学経済学部を卒業後、2001年ジュリアード音楽院修士課程にてS.イズビン女史に師事。これまでに福田進一、藤井眞吾、O.ギリア、M.バルエコ、D.ラッセルなどにも指導を受ける。
89年、第20回クラシカルギターコンクール入賞。当時審査委員長を務めていた作曲家、伊福部昭氏(故人)より審査員特別賞を授与される。翌年第21回同コンクールにて史上最年少(12歳)で第一位を受賞。また92年、東京国際ギターコンクールにても入賞。加えて03年にはシカゴにて行われた国際コンクールにてファイナリストに選ばれるなど、国内外でも数々の賞歴を重ねている。
1991年の地元長崎でのデビューリサイタルを皮切りに演奏活動を開始。ソロのみならず他楽器の演奏家、オーケストラとの共演も多く、さまざまなガラコンサートや音楽祭等での客演、公開レッスンなども行う。2001年にはロドリーゴ生誕100周年記念コンサートのコンチェルト・ソリストとして、ニューヨーク・リンカーンセンターにて海外デビュー。J.デプリースト(元東京都響常任指揮者)指揮、ジュリアード・シンフォニーと共演。アランフェス協奏曲を好演する。
2009年には優れた若手演奏家をフィーチャーする(財)東京オペラシティ主催のリサイタルシリーズ「B→C(ビートゥーシー|バッハからコンテンポラリーへ)」に招聘され、ソロリサイタルを成功。ディズニー・オン・クラシックの日本ツアーにもゲスト演奏家として参加し、全国30か所の公演を行う。また2012年秋には世界的なギター製作家J.L.ロマニリョス氏に招聘されたことをきっかけに、スペイン演奏ツアーを行い、特にマドリッド王立音楽院でのリサイタルは絶賛される。
近年では、美術史家の川瀬佑介氏とのコラボレーション「音楽と美術を楽しむコンサート “ギターと絵画の交わるところ」を全国各地で開催。クラシック演奏会の新しい価値、楽しみ方を提示する斬新なプロジェクトとして注目を集めるなど、その意欲的な活動は多岐にわたる。バロックから現代に及ぶ幅広いレパートリーによる演奏は常に好評を獲得。発表したCDは30枚以上におよび、その多くのアルバムが月刊誌・レコード芸術にて特選盤として紹介され、読売新聞、東京新聞、婦人公論など各メディアからも支持を集めるなど各方面からの評価も高い。
ギター協奏曲や室内楽を通しての他楽器との共演による評価も高く、クラシック音楽普及の為のアウトリーチ活動も行っている。ますます精力的に活動を続ける、日本を代表する実力派ギタリストである。九州ギター音楽協会会員。東京都在住。
関根 雅裕 Masahiro SEKINE (室内楽)
千葉県柏市出身。
東京音楽大学およびドイツ・ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学卒業。
フルートを関根一彦、小泉浩、植村泰一、ヴェルナー・タスト諸氏、ピッコロをカタリナ・マイヤー氏、フルート教育をエーバーハルト・グリューネンタール、アンドレア・ヴェルテ諸氏に師事する。
現在、ベルリン州立ヨーゼフ・シュミット音楽学校フルート講師および附属吹奏楽団音楽監督、ベルリン・レジデンツオーケストラにてフルート奏者を務める他、室内楽の分野でも積極的に活動を続けている。
これまでにドイツ・ブランデンブルク州およびザクセン=アンハルト州、スイス・バーゼル=ラント準州の音楽学校でも教鞭をとる。
過去に「山中湖サマーミュージックキャンプ」や「ヤマハフルートキャンプ」にて講師を務め、現在でも「函館フルートセミナー」や「活水女子大学音楽学部フルートセミナー」に講師として参加している。
また、古くからギターとの関わり合いがあり、ベルリン音大時代からギターとのアンサンブルを経験している関係で、現在は大萩康司氏、松尾俊介氏が講師を務める「秋吉台ミュージックキャンプ」での講師を歴任している。現在は、年間約4回の帰国の折、各地で教育・演奏活動を行っている。
九州ギター音楽コンクールゲスト審査員。
ベルリン在住。