世界の中心に立つギタリスト

パブロ・マルケス

世界的ギタリスト

24年ぶり待望の福岡公演決定!

●2013年2月9日[土]18:00開演(17:30開場)
●九州キリスト教会館4F礼拝堂
(福岡市中央区舞鶴2-7-7 092-712-6808)
●入場料・自由席:一般 4,000円/学生2,500円(当日各々500円増)
(フォレストヒルミュージックアカデミー生徒は1割引)
●主催・問い合わせ:フォレストヒル音楽工房 092-715-3828
●後援:九州ギター音楽協会


PROGRAM
無伴奏バイオリン・ソナタ イ短調 BWV1001(J.S.バッハ)
デルフィンの6冊の譜本(1538)より(L.de ナルバエス)
六つの歌曲(F.シューベルト〜J.Kメルツ編)
ソナタOp.47(A.ヒナステラ)             他



●パブロ・マルケスギターリサイタルによせて    〜松本富有樹

彼の音楽はとてつもなく大きい。時に繊細に、時には爆発するかのごとく情熱的 に、ギターという楽器を超えて語りかけてきます。
一曲の中で人生を聴かせてくれる素晴らしいギタリスト=芸術家だと言いたい。 福岡でのリサイタルは実に1989年以来24年ぶりだそう。なんと私が生まれる前で す!
今回パブロ・マルケスの福岡公演が実現することを本当に嬉しく思うとともに、 多くの方に彼の音楽が届くことを願っています。

■松本富有樹
フォレストヒルミュージックアカデミー中野教室にて約5年間学んだ後、渡欧。 現在バーゼル音楽院にてパブロ・マルケス氏に師事。ギター科2年(Bachelor of Arts)在籍。

プロフィール
パブロ・マルケスは今日、世界で最も秀逸なギタリストの一人である。その並外 れた実力と仕事は他の追随を不可能にしている。アルゼンチンに生まれた彼は10 歳でギターを始め、その3年後にはサルタのオーケストラと共演を果たしデ ビューを飾った。その後ホルヘ・マルティネス・サラーテ及びエドゥアルド・ フェルナンデスに師事。学生時代にパリ国際ギターコンクール、ヴィラ=ロボス 国際ギターコンクールを満場一致で優勝したのを皮切りに数々の国際コンクール を手中におさめていく。

しかしコンクールは彼にとって確認に過ぎず、完全なる 音楽家を目指して、その後パリのスコラ・カントルムで3年間ハビエル・イノホ サに師事、更に指揮を学び、伝説のピアニスト、ジェルジ・シェベークの教えを 受けた。世界40カ国以上の主要なコンサートホール(アムステルダム・コンセル トヘボウ、シャトレー劇場、テアトロ・コロン等)での演奏を成功させ、ベルリ ン・フィルをはじめとする世界中のオーケストラから共演を依頼されている。

ピエール・ブーレーズは彼の現代音楽プロジェクトに定期的にパブロ・マルケスを 迎えており、ルチアーノ・ベリオの生誕70年の記念演奏会ではゼクエンツァXIの 演奏を依頼した。ECMレーベルをはじめとする数々の録音は常に絶賛を持って迎 えられ、全ての時代を網羅するディスクは数多の賞を受賞している。ルイス・ デ・ナルバエスの全曲録音ではドイツでベスト・クラシック・オブ・ザ・イヤー を受賞した。現在、スイスのバーゼル音楽院にて退官となったオスカー・ギリア の後任を務めている。

●パブロ・マルケスとの出会い            濱 砂恵子

 1967年にアルゼンチンに生まれたパブロ・マルケスは、弱冠20歳の時に、世界 最高峰のコンクールである、ラジオ・フランス国際コンクール(パリ国際ギター コンクール)において、審査員全員一致で第一を獲得しました(1987年)。 この優勝を記念して、日本のJGA(ジャパン・ギター・アソシエイション)が彼の 日本ツアーを企画したのです。

 ちょうどこの時期は、福岡(九州全体ですが)でメジャーギタリスト演奏会が ほとんどなく元気のない時期でした。そこでこの空気を「どげんかせんといか ん!」と立ち上がったのが、『福岡ギターの会』でした。この会は、福岡市内を 中心に活動しているギターの先生方の集まりで(弊社は発足当時から事務局を仰 せつかっておりました)、この会による主催により、ようやく演奏会が実現した のでした(残念ながらこの会は現在存在しません)。

 パブロ・マルケスの演奏会は、1989年ですから、今から23年前です。私は受け 付けを担当していましたので、演奏は覚えていませんが、たくさんのお客様から 「福岡でこんな演奏が聴けるなんて幸せ」とか「素晴らしい演奏会がもっと聴き たい」とおっしゃっていました。3年前にクラシックギターとマンドリンの専門 店を開業したばかりの森岡は「今後は、もっと九州にたくさん素晴らしいギタリ ストを呼んで、演奏会を実現するぞ!」と心に誓ったのでした。それから26年、 数えきれない演奏会を企画してきました(少し話がそれました)。

 その後、パブロ・マルケスの活躍の噂は聞いてはいましたが(現在のようにイ ンターネットが普及していませんでしたので、“噂”程度です)パリ国際ギター コンクールで優勝した青年頑張っているナー。。。と話題に出てくるくらいで数 年がたちました。その後、当アカデミー講師の松下隆二先生が、九州ギター音楽 コンクールで優勝後、フランスに留学して、素晴らしい演奏家であり教育者とし て既にその名声が世界中にとどろいていた、パブロ・マルケスにレッスンを受講 されました。

 それからまたまた数年がたち、昨年からは、当アカデミーの松本富有樹君(中 野教室)が、バーゼル音楽院(スイス)に留学し、巨匠 オスカー・ギリア氏の 後任として教授に就任した、パブロ・マルケス氏のもとで、レッスンを受講して います。9月に松本君の演奏を聴いていただいたお客様も少なくはないと思いま すが、彼はパブロ・マルケス氏のもとでとてもいい勉強をしていることに気がつ かれたと思います。そんなことで少なからずとも、フォレストヒルとは縁のある ギタリストであることは間違いありません。

そんな長い長い時間が過ぎて、2013年には24年ぶりのリサイタルを行うことに なりました。1989年に聴いていただいたお客様も、初めて聴いて下さるお客様も 是非、「世界の中心に立つギタリスト」の演奏をご期待ください。