益田正洋
1978年長崎市生まれ。90年、 第21回クラシカルギターコンクールにて史 上最年少(当時12歳)で第一位を受賞する。ま た、92年に第35回東京国際ギターコンクー ルにて入賞。2003年にジュリアード音楽院 修士課程を首席の成績で卒業。東京都在住。
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益田正洋のなんばしよっとね?
From Vol.3

 昨年12月の年末号に執筆して以来、ご無沙汰してしまいました。どうか筆不精で怠け 者の私をどうか許してね〜!   なんとも、反省のかけらも見られない文章で始めてしまいました。皆さんいかがお過 ごしでしょうか?

 東京は6月上旬に梅雨入りし、天気が良くても湿度が高く蒸し暑い日がやってきたか と思えば、翌日には雨がしとしと降って肌寒い日もあり、身体が順応していかない毎日 です。とはいえ、演奏家にとっては体調管理も大事な仕事です。しっかり食事と睡眠を とって、夏まで乗り切るぞ!というところです。

 ところで今年は年始から地方都市での演奏機会にも恵まれ、ソロや室内楽のコンサー トでいろんなところに訪ねていく日々です。これまでに沼津、浜松、新潟、会津若松な どでリサイタルをさせていただき、ちょうどこの記事を皆さんに読んでいただく6月下 旬には北海道に行く予定です。夏以降も名古屋や山形に行くことになっています。もち ろん演奏しに行くのですが、仕事関係や演奏会に来てくださるいろんな方々との出会い も楽しみ。そして(!)当地で味わえる名物や美味しい食べ物も楽しみのひとつです。 沼津や新潟では美味しい海の幸を、浜松では名物のうなぎを、会津若松では馬刺しをご 馳走になり大満足。これから行く北海道では現地で合流する知人がたくさんの美味しい ところに案内すべく待っててくれるそうです。

 演奏家仲間で集まり呑んだりすることも多い毎日ですが、たいがいどこの何々が美味 しかったとか、そんなことばかり話していますが、結局みんなそんな美味しいものを食 べる楽しみも演奏へのモチベーションにして日々精進しているんだろうなと感じていま す。

 そんな演奏家の一人でもある私が、今一番楽しみにしている演奏会が2つあります。 まずは7月に九州各地で行うリサイタルツアーです。

 九州・長崎出身の私ですが、これだけたくさんの箇所でソロでのリサイタルツアーを 行なうのは今回初めてです。今からいろんなところで多くの皆さんに演奏を聴いていた だけるのを非常に楽しみに指折り数えて毎日過ごしています。プログラムもヴィラロボ スの5つの前奏曲やアルベニスのアストゥリアス、セビーリャなど有名曲を中心とした ものにしてみました。

7月13日(日)長崎を皮切りに、7月15日(火)鹿児島、7月17日(木)宮崎、7月22日 (火)福岡、7月23日(水)大分、7月24日(木)熊本となっています。是非聴いてくだ さい。

 それからと、7月20日(日)に北九州市で行なわれる九州ギターフェスティバルです 。私が小学生の頃、合奏やソロ演奏などで参加したり、ロビーで行なわれる楽器の展示 会などでフォレストヒルの森岡社長や濱店長に遊んでいただいたりなど、書き出せばき りが無いほど、とても思い出の多いフェスティバルなのです。今回は、フォレストヒル ミュージックアカデミー特別講師でもあり、私も小さい頃からいろいろとご指導いただ いているギタリストの藤井眞吾先生が作曲された「天使の協奏曲」を、フェスティバル に参加する皆さんをバックにソリストを務めさせていただきます。指揮はもちろん作曲 者ご本人の藤井先生。思い出深いフェスティバルで素晴らしい作品を演奏出来ると同時 に、ギターの素晴らしさをその日聴きに来てくださる皆さんにも感じていただけるよう な、そんな演奏にしたいと思います。もちろん、美味しいものを食べることも忘れない でおこうっと。

 そして、皆さんと演奏会を通じてお会いできるのも楽しみにしています