グランパルティータ・マンドリンクヮルテット(G.P.M.Q.) 高橋 和彦
昨年(2005年)の5月に川口雅行先生から1通のメールが届きました。 「ちょっと重量オーバーかもしれませんが(?!)、4人でカルテットの演奏会を全国でやりませんか?」メン バーは川口先生をはじめとして、宮武省吾さん(高松市在住)、石村隆行さん(京都市在住)という 日本を代表するマンドリニストたち。皆さん、ほぼ同年代の川口門下生です。「川口雅行と楽 しい門下生たち」といったところでしょうか?私は「お誘いいただきありがとうございます、先生。。。」と 感涙に咽んだのでした。

マンドリンのクヮルテット(四重奏)というと、<マンドリン2部+マンドラ+ギター>という組み合わせが一 般的ですが、G.P.M.Q.の場合、ギターは入らず、<マンドリン2部+マンドラ+リュート・カンタービレ> という弦楽四重奏に近い形です。


念のため、リュート・カンタービレについてご説明しておきます。
またの名をリュート・モデルノ、マンド・リュートともいい、マンドラとマンドロンチェロを足したような楽器です。 5コースのマンドロンチェロと考えていただいて結構です。ラファエレ・カラーチェなどはリュートのために独奏 曲も書いています。リュートという名前がついていますが、古楽器のリュートとは関係ありません。

当初自分はマンドラだろうと勝手に予想していたのですが、第2マンドリンでした。セカンドマンドリンって中 間管理職みたいなものですね。ファーストマンドリンとドラ+チェロとの間を取り持つような。二重奏のセカ ンドは生徒さんとよく弾いていますが、本格的な四重奏でのセカンドは初体験なのでこちらも楽しみです。 プログラムも、前半はバッハの「イタリア協奏曲」とハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」という古典から、後半 はチャイコフスキーのピアノ曲「四季」から3曲、ショスタコーヴィッチの「ジャズ組曲第2番」から4つの小 品。さらには今回のチャイコフスキーとショスタコーヴィッチの編曲も手がけた野田雅巳さんによる委嘱作 品(当然世界初演)、といったバラエティに富んだものになっています。

昨年の暮れに兵庫県の有馬温泉で一泊二日の合宿を行い、初顔合わせ。その後数回の合わせで 本番に臨みます。(実はこの原稿を書き終えた後、京都での練習に出かけます。)福岡公演は4ヶ所 行うツアーの初日で、素晴らしい音響のあいれふホールで開催されます。全席指定ですので、良い席 はお早目にお求めください。

究極のマンドリンアンサンブルの醍醐味をひとりでも多くの皆様に味わっていただきたいと思います。

6月18日(日)の午後はあいれふホールで<グランパルティータ・マンドリンクヮルテットのコンサート>、 夜はサッカーのW杯<日本対クロアチア戦>でお楽しみください。皆様のご来場を心よりお待ちいた しております。

<フォレストヒル創業20周年企画>
●グランパルティータ・マンドリンクヮルテット コンサート:福岡公演
●6月18日(日)午後2時開演・あいれふホール
●全席指定/一般¥3,675 学生¥2,100(当日各¥525増)
●主催・お問い合わせ・ご予約:
フォレストヒル音楽工房
Tel.092-715-3828
info@foresthill-morioka.com